お久しぶりでございます。

ECLSMの佐藤です。

 

またまた、前回の更新より少し間があいてしまいました。

 

ブログを書く=文字に起こして、皆様に言葉を発信する行為が不慣れなため、少し逃げ腰になっておりますが、定期的に皆様の目に留まるように頑張って参ります。

 

 

先ずは、皆様お待ちかねのワタルン日記で恒例化しつつある雑談から、入っていきたいと思います。

 

この時期になりますと「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」「芸術の秋」など、「〇〇の秋」と言う言葉を良く目にすると思いますが、皆様はどんな秋がお好きですか。

 

僕は、もちろん食欲の秋です!! と言いたいところですが、田舎町で育ったせいなのか紅葉の秋が好きです。今でも、印象に残っているのは、地元で見た「紅葉の帳」です。上京して5年経ちますが、その景色を超える場所には、出会えておりません。皆様のおすすめがありましたら、是非とも教えてください。直ぐに行きます。このように昔を振り返りながら書いていると、地元の良さを改めて実感して、自然に囲まれてのんびりしたいなぁ〜と思う今日この頃です。

 

 

さて、前回のブログで取り上げました、工務部の主な業務内容について少し掘り下げていきたいと思います。皆様が、何に興味を持たれたのか分かりませんが、今回は「乾ドック(=ドライドック)」に焦点を当てていきたいと思います。

 

ドライドックという言葉だけ聞くと、ん??と考える方もいらっしゃると思いますが、馴染みがある同様な意味を持つ言葉で言いますと、人間ドックという言葉があります。人間ドックの場合ですと病院に行きますが、船の場合は造船所に入渠して検査を実施します。

 

簡単に要約しますと、船の健康診断みたいな感じです。造船所にあります乾ドック(=巨大なプール)に船を入渠させた後、ゲートを閉め、ポンプで中に溜まっている海水を抜いてしまうことで、船が海に浮かんでいた時には出来ない、水面下の掃除及びペイントの塗装、その他大きなエンジンの開放整備も実施します。

 

船の大きさ及び作業内容でドック期間が変動しますが、弊社のPCTCですと2週間ほど造船所に滞在します。ただ、船の整備だけをするのではなく、船の安全性を保つために厳しい検査に合格する必要があり、外航船ですと5年間に2回の検査を受けなければなりません。

 

この検査を定期検査・中間検査と言います。次に造船所に入る目的につきまして話したいのですが、長くなりますので次回のブログにて説明出来ればと思います。

 

私も今年の2月に、初めて担当している船が、ドックに入渠しましたが、自分の決断力の無さ、規則や機器に対しての知識の乏しさを痛感した苦い経験となりました。それと同時に改めて先輩/上司の凄さを実感しました。私も早く先輩/上司と肩を並べるように勉学に励んでいきたいです。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。