お久しぶりでございます。
ECLSMの佐藤です。
3連休に合わせて夏季休暇を頂いていたので、前回の更新より少し間が空いてしまいました。
皆さまは、どのような3連休、或いは有給休暇を取得しての4-5連休等をお過ごしになられましたでしょうか。
この時期になりますと、シルバーウィークという名称を聞く機会が多いと思います。 シルバーウィーク という名称が気になって調べてみると、由来はゴールデン ウィーク の名称の派生でした。安直な考えで、敬老の日が入っているので、「シルバー」という名称が使用されているのかと思っておりました。
シルバーウィークの名称がついたのは、2009年度のカレンダー調査を実施した時です。この9月の大型連休(土日+敬老の日+国民の休日+秋分の日)は、2009年度が初めてだった為、名称を募ったところ、春のゴールデンウイークの対になる秋の シルバーウィーク でどうだろうかという意見が多く、それに追従するように各メディアで報道され世間に広がった事で、 シルバーウィーク が定着したようです。皆さま、お待ちかねの次回の シルバーウィーク は、2026年度にあるとの事です。
私自身、大型連休があるのは嬉しい反面、どの仕事にも共通していると思いますが、何かしらのトラブル等が発生した時、部品等の供給が遅くなり、初動が遅れてしまうのが悩みどころだと思います。
またまた、余談が長くなりました……… 皆さまに分かり易く、簡潔に、文章を書こうと思っておりますが、私には、まだまだ難しいみたいです。
さて、本題に入ります、先ずは私が所属しております工務部の業務を簡単に紹介します。
工務部とは……
船の安全運航の為に、国際条約に沿って船舶に搭載されている機器の維持管理を行うと共に、船内業務が円滑に行えるように陸上からサポートする部門です。
<<主な業務内容>>
船の保守整備計画の作成と検査の手配
ドックの立合い(部品関係の手配と技師の手配)
消耗品、予備品の手配
緊急時の対応
定期的訪船、本船整備状況の把握
コストマネジメント
上記の業務に精通した幅広い専門的知識・技能を有する技術者は、工務監督(Tech.SI:Technical Superintendent)と呼ばれ、一般的には一人で数隻程度の船を管理しております。職場は陸上です。担当船から日々メールで送られてくる報告を読み、船のコンディションを確認し、部品の手配などを行います。
日本に本船が寄港した際は、訪船し乗組員とコミュニケーションを取り、船の状態などを自分の目で確認します。また、乗組員では対応出来ない場合は、メーカー等と協議して迅速に解決します。
一番の大仕事は、ドックの立合いです。数ヶ月前から本船の乗組員にヒアリングを行い、作業計画の作成、ドックヤードの選定、技師の手配、部品の手配など実施します。そして、入渠(ドック入り)の際には、現場で指揮を執り、臨機応変に事態に対応します。まだ、まだ十分に説明出来ていませんが、このように多岐にわたって仕事をしております。
今、紹介した業務は、あくまでも工務部、工務監督の一部の業務になります。私は見習い工務監督ですので、先輩工務監督が、このブログを読まれたら、「少ないなァ~」と感じると思いますが、「勉強中の青二才の小僧が書いている」と思って頂けますと幸いです。
長くなりましたが、最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
佐藤
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