お久しぶりです。
土山です。
先週は、上司にECLの湯沢保養所へ連れて行って貰い、初スノーボードを体験して参りました。とても楽しかったのですが、翌日から打撲まみれで暫くまともに動けませんでした・・・。
さて先日、ウェザーニュースさんの見学会に参加してまいりました。今まで何気なくサービスを使用していたのですが、実際にオフィスの風景を見ながら説明を受けたことで理解を深めることが出来たと思います。
ウェザーニュースは、1970年に福島県の小名浜港を襲った爆弾低気圧により貨物船が沈没し、船員15名が亡くなった事故から創業者の石橋さんが「本当に役立つ気象情報が有れば、この事故は防げたかもしれない。」と考え、「船員の命を守りたい」という思いから創設されたと知りました。
自分としては、サービスが多岐に渡っているので、船舶支援は、そのうちの1つに過ぎないのかなと思っていたので、感銘を受けました。創設理念はホームページに掲載されていますので是非、拝見してみてください。
https://jp.weathernews.com/corporate-outline/our-history/
私たちが使用しているウェザールーティングサービスについては、現在世界で1万隻近くがサービスを使用しており、各船からの情報や独自衛星からの観測、過去のデータとの比較により、気象の変化を予測しているとのことでした。
その中で重要なのが、過去の積算データだと伺いました。現在の情報と過去の気象データを統計的に判断して予測を立てているので、過去のデータは鰻の蒲焼のタレのような積み重ねで、他社には真似できない強みだと仰っておられました。
今現在も気象データは、どんどん集まっているので、予測精度は、年々上がって行くとのことでした。航路の提案については、1日1人当たり約20隻を担当し、船の速力、その地点での風や波に対する船の向き等を観察した上、船の長さ、重さ、GM等も考慮して最適なルートを作成しているとのことでした。
これについても、自分は、コンピューターが、計算して自動的に出しているのだろうと思っていましたが、オペレーターの方が頭を悩ませて作成しているとのことでした。
今回、会社見学の機会を設けて頂いたおかげで、認識を新たにすることが出来ました。これからも、この様な機会が有れば、積極的に参加して行きたいと思います。
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