ECLシップマネージメントには、
海務監督候補は、乗船し実際の船の運航状況や操船、各地の港の事情、現場の海象・荒天時の船体動揺・貨物への影響などを自分の感覚として体感し、経験を得ることが大事です。そして陸上では、安全管理システム、セキュリティシステムなどのマニュアルを実際の船上での経験と結び付けながら学びます。同時に船主・管理会社・傭船者との関係を学びます。海上勤務では、管理会社から監督指導を受ける立場であり、一方、陸上勤務では、管理会社として管理指導する立場になりますので、海務監督候補は、2 SEA 2 LAND PROGRUM を通じて、双方の立場をよく理解し、やがて海務監督に成長します。
工務監督は、担当した船の全ての機器を把握する必要があります。エンジニアであっても航海計器等も管理しなければなりません。加えて運航スケジュールに合わせた柔軟な対応も求められ、船主、オペレーター、船、メーカー、造船所と様々な関係者とのコミュニケーションも求められます。工務監督候補は、2 SEA 2 LAND PROGRUM を通じて多岐に渡った知識、技術、経験を習得し、やがて、工務監督に成長します。